11日(土)

 いよいよ正月映画も続々公開になっているが、かねてからの予告通りぼくの観たこの12月〜1月以降公開の映画の採点評をお届けする。参考にしてくれれば幸いです。タイトルのあとの数字が採点です。10点満点。評文頭の日付は詳しい感想が載った日記。

  1. シャンドライの恋(ベルナルド・ベルトルッチ監督……11月9日。濃密な愛と官能の世界。伝統的イタリア映画小品の良さを凝縮したような作品。1月から銀座シネスイッチほか。
  2. カモメ(中村幻児監督)……12月9日。15年逃亡を続けた女の性と生。3月に銀座シネスイッチでレイトショー公開。
  3. ファイト・クラブ(デヴィッド・フィンチャー監督)……11月19日。肉体の痛みを伴って初めて実感する生のカタルシス。ハード・ロック少年必見の破壊衝動剥き出し映画。観る人を選びそう。公開中。
  4. ブエナ・ビスタ・ソシアル・ソシアル・クラブ(ヴィム・ヴェンダーズ監督)……12月2日。キューバの美しい風景とソフィスティケイトされた音楽、そして古老たちの表情。来年1月公開。
  5. ブレアウィッチ・プロジェクト(ダニエル・マイリック/エドゥアルド・サンチェス監督)……11月15日。これはかなり怖い。特にラストの廃屋のシーンは金縛りになります。謎解きの面白さもあり。12月23日ロードショー。
  6. 海の上のピアニスト(ジュゼッペ・トルナトーレ監督)……11月10日。誰にでもおすすめできる名画のスタンダード。感動作です。12月18日からロードショー。
  7. ジャンヌ・ダルク(リュック・ベッソン監督)……11月18日。話のテーマにとらわれず、ベッソン監督一流の映像美に酔いましょう。公開中。
  8. 御法度(大島渚監督)……11月9日。俳優陣は大健闘しているが、監督の衰えが目立つ。期待が大きすぎた。18日公開。
  9. アシッド・ハウス(ポール・マクギガン監督)……11月25日。「トレスポ」のアーヴィン・ウエルシュ原作。情けなくも貧乏くさいスコットランドの青春。3月渋谷シネクイントにて公開。
  10. エンド・オブ・デイズ(ピーター・ハイアムズ監督)……11月29日。めちゃ金をかけてるが、どことなくB級ぽいオカルト・アクション大作。25日ロードショー。
  11. 心の中(大木裕之監督)……11月11日。前衛的な実験映画。学生映画っぽい観念性が気にならなければ。公開中。
  12. ゴジラ2000ミレニアム(大河原秀夫監督)−10(論外)……11月15日。褒めるとこがまったくない、近来マレに見る犯罪的駄作。公開中。

<お知らせ>
 先日お伝えしたオフ会兼忘年会ですが。27日(月)に決定しました。場所はJR渋谷近辺、夜7時ぐらいからを考えています。参加希望の方はBBS1管理人宛メールで。ある程度人数が見えた時点で店を予約し、場所はそのときアップします。
 みなさま、お気軽に参加くださいね!