10日(金)

今日会った人・石井孝浩さん@フールズメイト

takahiroishii 表参道のビクターで、レンチの取材。ニュー・シングル「Double-O-Freedom」(1/21発売)は、アルバム『ブルー・ブラッド・ブルー』のヘヴィ路線を受け継ぎつつも、よりトランシーなテクノ風味を強調した出来。アルバムは来年1月から録音を開始、発売は春過ぎになるみたいだ。

 ヴォーカルのシゲとは以前ソロ・アルバムの取材で話したことがあるが、他メンバーは初対面。驚くほど温厚で友好的、かつオトナな人たちだった。とくに驚いたのが、特定のメンバーに片寄ることなく、4人のメンバーが公平に、それぞれ内容のあることを話してくれたこと。たいていの場合、バンド取材といってもスポークスマン役が決まっていたり、それ以外のメンバーはせいぜい茶々を入れるぐらいが関の山、というケースが圧倒的に多いのだが、レンチの場合、力量もセンスもうまい具合にバランスした4人のメンバーそれぞれが責任と自覚と哲学を持ってバンドの運営と音楽制作に関与しているのがよくわかった。バンドなんだから当たり前と思うかもしてないが、ぼくの経験則でいえば、これはきわめて珍しいことなのだ。『ブルー・ブラッド・ブルー』は、今年の邦楽ロックのベスト10に入る傑作だったけれども、あの作品に漂っていたある種の求道者的かつスピリチュアル、ヘヴィでラウドだがどこか静謐な落ち着きがある仕上がりは、そうしたバンドのあり方を反映しているのだろう。新作アルバムも期待できそうだ。

久保田稔人@ビクター

kubota 取材終了後はフールズメイトの石井さん、ビクターのレンチ担当・久保田と飲み。最近はすっかりご無沙汰だったが、以前はこのメンツに石川真一さんなどを交えよく飲みにいったものだ。もっともぼくは昨日、おとといの飲み過ぎがたたって体調が悪く、終始ウーロン茶だった。ふだんは真っ先に酔っぱらう方だが、たまにシラフでこういう席にいると、周りの人間が刻一刻と酔っぱらっていく様が、実に面白い。と同時に、ふだんは俺も酒飲まない人からこんなふうに冷たい目線で見られているのかな、と思うとタラーリ、という感じでした。ボーナス支給直後の金曜日ということで、飲み屋は大混雑だった。

 話すうち、麻雀をやろうという話になり、あちこち電話をかけるが留守だったり都合が悪かったり。結局ライターの志田歩さんがつかまり、彼の地元の行きつけの雀荘に向かって、半年か1年ぐらいに牌を握る。結果は半荘4回でトータル・トップはぼく(といってもプラス43ぐらい)、志田さんと久保田はプラマイ・ゼロ、石井さんがぼくの勝ち分をひっかぶる結果になった。やっぱシラフで挑んだのが良かったのか。雀荘代を差し引いたらトータル少しプラスというところ。麻雀は楽しい。

 それにしても志田さん、電話で「今日ヒマですか」と訊いたとたん、「麻雀ですか」と返してきた勘の良さと極道ぶりには敬服します。