22日(月)

 渋谷クアトロでグラスゴーの暗黒、モグワイ来日公演……と書きたいとこだが、なぜかポリシックス大阪公演の取材で出張。嗚呼(泣)。モグワイの招待券が届くまでまったく気づかなかったよ。わかってれば出張は別の公演日に変えてもらってたのに。また来ることはあるのかなぁ。

 ポリシックスはバンドとしてすごく勢いのある、いい状態なのはよくわかった。オープニングなんて、おっと思うほどかっこよかった。でも曲が同じようなパターンのものが多く、途中でダレてしまう。7曲程度のミニ・アルバムなら勢いだけで押し切れるが、ライヴはもう少し緩急つけてメリハリを利かせたほうがいいだろう。でもそんなこと考えずアップ・テンポの曲だけで押しまくりたいと思うのが、平均年齢20歳そこそこらしいとこだ。

 夜は打ち上げに参加。マネージャーの東川さんは以前フライング・パブリッシャー(パンタの事務所)にいた方で、初めてお会いしたときは、マルコシアス・バンプの担当、最近はディップも担当されていた。20代前半の人ばかりのなかでただふたりのオヤジどもは、当然ながら昔話になったが、いつしか話題は「才能はあるのに不遇なミュージシャン」の話に。ピーズのハルとか、ディップのヤマジとかね。ハルは板前になるために調理師免許を目指していたが、免許取得して辞めてしまったらしく、また音楽をやることも考えているとのこと。ハルもヤマジも、人間的に決して扱いやすいタイプではないが、えてして才能のあるアーティストはそういうものだ。ぼくからするとすごく素直で可愛いポリシックスのハヤシ君も、しばしば振り回されると東川さんは苦笑していた。