20日(土)

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 THE DIG誌のレビューでドアーズの新ボックス・セット『Complete Studio Recordings』をチェック。ファーストから『L.A.ウーマン』までのスタジオ録音オリジナル・アルバム6枚のリマスター盤(オリジナル・アナログに忠実な紙ジャケ仕様)に、97年発売の『ドアーズ・ボックス・セット』からの抜粋を集めた『Essential Rerities』の計7枚。『Essential Rerities』に、「Woman Is A Devil」という69年録音の未発表のブルース・ナンバー(オリジナル曲)が1曲入っているだけで、あとはすべて既発表曲ばかり。となるとよほど熱心なコレクター以外には用なしと言いたいとこだが、そこは抜け目なく、目玉がある。ひとつはファーストの「ブレイク・オン・スルー」。オリジナル発売時に表現上反道徳的だからとミックスの段階で消されてしまったジム・モリスンの「(She Gets)High」というシャウトが復活している。もうひとつは「ジ・エンド」。オリジナルではほとんど聞こえなかったクライマックスでのジムの「Fuck! Fuck! Fuck! 」というわめき声がより大きく鮮明に聞こえるようになった。もちろんこれは彼らの本来の意図に沿っての、いわば「戻した」というニュアンスに近い。なおサード『ウェイティング・フォー・ザ・サン』の米盤CD収録の「ウィンタータイム・ラヴ」は、なぜかヴォーカルだけ別テイクになっていたが、今回はオリジナル通り。もしこのあとこのリマスター盤がバラ売りされるということになれば、現行の米盤CDはプレミアがつく可能性がある。音質はベールをはがしたようにクリアになり、低域の量感も増した。付属のブックレットはわりとレアな写真多し。さて、日本盤がいくらで売られるのか知らないが、買う価値があるかどうか。もちろんこれまで彼らのアルバムを持ってないという人はマスト。では一通りCDで買い揃え、『ドアーズ・ボックス・セット』も持ってる人は? もちろんマストです(笑)。

 オフィシャル・サイトの案内チラシが入っていて、覗いてみたらいろいろグッズが買えるようだ。今度Tシャツでも買ってみようかな。