「しかし たしかに日影鉄矢は かれは涙ぐんでいた! 熱い涙だった… そして この日から丘の上と下の熱いフットボール戦争が開始されたのだ!!」
FILE#104「明日へキックオフ」(画:前田 俊夫)

週刊少年キング連載/1976.35号〜1977.44号迄
●あらすじ:
一学期の終業式を翌日に控え、磯下中の番長・日影鉄矢とその子分達は今日も丘の上のブルジョア高校・白洋学園の生徒達を痛めつけていた。逃げた一人を追って学園まで乗り込んだ鉄矢達を待ち受けていたのは、フットボール部員だった。彼等の猛烈なタックルに鉄矢達は無残に叩きのめされる。部員の一人・副主将の香月丈二はくやしければフットボールで勝負してみろと言い残し去っていった。生まれて始めて自分を負かした競技・フットボールとの出会い。その日から鉄矢は、打倒白洋学園を目標に磯下中フットボール部を結成する。古本屋で買った入門書と子分達との寄せ集めで買った一個のボールから鉄矢達のフットボール活動は始まり、夏休みのアルバイトを経て一式のユニフォームを揃えられる迄になった。そして9月。全校生徒にフットボール部の発足のPRと港中学との練習試合が始まった。その様子を観戦する香月とマネージャー白鳥水絵。試合は序盤、鉄矢のハッスルプレーや相棒の牛山の馬鹿力でリード。磯下中生徒や先生達の声援の中で意気上がるが、港中主将はメンバーに鉄矢を徹底的にマークする事を指示。ワンマンチームのメッキは剥がれ、形勢逆転。結局、磯下中フットボール部初試合は惨敗に終わってしまった。
※1巻以降の詳しい展開は 「あの作品を追え!」で紹介中!
●BONはこう読む!:
当時ブームだったアメリカン・フットボールを題材にしたスポ根漫画。(確かフィンガー5も「恋のアメリカンフットボール」って曲、歌ってたなぁ…。)単行本1巻分の情報量では、こう読む!って言い切るにはちょっと無理があるな。まぁ「あの作品を追え!」で、そのうち取り上げるからそこで感想の方は言うとして…努力型の主人公。恵まれた環境の天才ライバル。知的ヒロインに、鈍臭いサブキャラ。梶原パターンの王道を行くお約束展開の嵐!惨敗の鉄矢の前に鬼コーチが現れ、もう一人のライバルも
出てくるぞきっと。(たぶん九州出身。)
追記:↑の予想は鬼コーチ竜王虎麿として実現した。凄いぞ俺。
●単行本:
全1巻(未完結)
●その他:単行本収録は1976.46号の途中迄。