「勝負とは執念。勝負とは放棄。生きんと執念し、且つ生命を放棄てかかる者、おのずと勝理を得るもの也。(針ヶ谷夕雲)」
FILE#87「一騎名勝負劇場」(画:下記参照)
週刊漫画ゴラク連載/1973.3/1〜8号、1973.3/29〜4/5号、1973.4/26〜5/3号、1973.6/7〜14号、
1973.8/2〜9号、1973.9/27〜10/4号 資料協力者:BOSSさん(感謝!)
●あらすじ:
★プロレス巌流島の決闘/両雄並び立たず!「勝負」に賭ける2人の男は、波瀾の人生を生きながらも何故戦わなければならなかったのか?伝説の1戦の裏側を描く。
★明治柔地獄/明治維新によって滅びゆく柔術と新たな芽を吹く柔道。互いの存亡を賭けて激突する 2つの流派の死闘を描く。
★球場の竜虎/打倒!長島茂雄に燃える、阪神・村山実の現役引退までの野球人生とは?グラウンドという戦場で完全燃焼を目指す2人の男の、幾度にも及ぶ戦いの場面を描く。
★異説巌流島/佐々木小次郎は、老人だった!?力とは何か?衰えゆく身で必死に守ろうとしたモノは何なのか?梶原流の解釈で描く巌流島の決闘。
★キック戦国史/「キックの鬼」から4年。再び日本キック=ボクシング界の歴史を振り返り、真の強者は誰なのか?そしてキック繁栄の功労者は誰なのか?を描く。
★忍法太閤記/豊臣秀吉は伊賀忍者!?忍術により天下を治めた秀吉に、その座を狙う甲賀忍者の姿があった。戦国時代の闇の部分を大胆な仮説で描く。
●BONはこう読む!:
各話全2回という短さから、キャラクターが多数登場する集団同士の勝負話よりも、個人同士の方が各人のエピソードが深く描けてて面白く読めた。いずれの話も、どちらかといえば勝負に敗れた者の方が、深い愛を持って描かれているように感じるのは私だけだろうか?史実を脚色して、ドラマチックに演出する梶原劇画の妙が味わえる一作だ。
●単行本:
漫画ゴラク・コミックス(42)
(※収録順は連載順と異なる。その他参照。)
●その他:
◎連載リスト
1)「力道山対木村政彦/プロレス巌流島の決闘」画:菅原卓也(1973.3/1・3/8号)
2)「講道館柔道対古流柔術/明治柔地獄」画:水島健一朗(1973.3/29・4/5号)
3)「長島茂雄対村山実/球場の竜虎」画:武藤康也(1973.4/26・5/3号)
4)「宮本武蔵対佐々木小次郎/異説巌流島」画:左馬一平(1973.6/7・6/14号)
5)「日本キック界対タイ式ボクシング界/キック戦国史」画:中城健(1973.8/2・8/9号)
6)「伊賀流対甲賀流/忍法太閤記」画:小山春夫(1973.9/27・10/4号)
コミックス収録順:6→3→1→2→5→4