「草も木もないプロレスのマットの四角いジャングルには常識もない! あるのは死にものぐるい!死にものぐるいのみ!」
FILE#43「ジャイアント台風」(画:辻 なおき)

週刊少年キング連載/1968年28号〜31号(第1部プロレス開眼編)
1968年37号(予告編)
1968年38号〜1971年17号(第2部風雲編)
1971年21号〜29号(第3部王者編)
●あらすじ:
昭和35年4月1日、ケガにより野球選手の夢を諦めプロレスラーへ転向を決意した馬場正平は、日本プロレスに入り力道山の厳しいシゴキの中で、死にもの狂いの力を身に付けてデビュー。見事初勝利を飾る。翌年のワールドリーグ戦で好成績を残した褒美にアメリカ遠征する事になる。そこで完成した16文キックで快進撃を続ける。2度目の遠征でWWWF世界チャンピオンのバディ・ロジャースとのタイトル戦が行われたが、足の負傷というハンデを乗り越え32文ミサイルで追い詰めるもチャンピオンの策略により王座を奪えずに終わる。変わって王座を奪った宿命のライバル、ブルーノ・サンマルチノに挑戦する為に「7人の悪魔」に全勝しタイトル戦を実現させた。だが今度はマネージャーの陰謀で又も王座奪回を阻まれる。悲しみに耐え日本へ帰国した馬場は第5回ワールドリーグ戦に参加。一時はスランプに落ち力道山の教えによって脱出。3度出かけた遠征先で連戦を重ねる馬場の元へ力道山死すの知らせが届くプロレスの灯を消さない為に日本へ帰国した馬場はワールドリーグを開催し、成功を治めた。やがてインターナショナルタイトルを獲得し、日本人世界チャンピオンとなったのだ!
●BONはこう読む!:
正直に告白すれば、私のプロレス知識は全て梶原一騎の漫画によって構成されている。だから私は今だにジャイアント馬場はこういう人生を歩んでいたと信じている。真実には興味はない。私という読者を見事に信じ込ませた梶原マジック。おそるべし!
●単行本:
少年画報社刊/ヒットコミックス全11巻
少年画報社刊/ヒットコミックス全12巻(復刻版)
講談社刊/KCスペシャル全7巻
朝日ソノラマ刊/全3巻
講談社刊/講談社漫画文庫全6巻
松文館刊/別冊エースファイブコミックス 全●巻=刊行中!=
●その他:
※新版・KCスペシャル(共に講談社刊)は未収録作を補足したもの。ちなみにこれ以降のジャイアント馬場の歩み(1980年前半迄)や、これに書かれなかった話しは、『プロレススーパースター列伝』の「なつかしのB・I砲!G馬場とA猪木」で読める。